昨日、前職でお世話になってた社労士事務所の先生と、そこで一番よくやり取りしてた担当さんと飲みに行ってきました。転職してからも気にかけてもらえるのはありがたい話やなと、しみじみ思いながら向かった飲み会だったんですが。
開口一番、担当さん(以下Bさん)から言われたのが
「あれ、前の会社に4年か5年くらいいませんでした?」
いや、1年半です。
「絶対ウソでしょ、そんな短いわけない」
食い下がってくるBさんに対して、先生(以下A先生)がひとこと。
「それだけ密度が濃かったってことよ」
そんなに長くいたと思われてて笑いました。たしかに自分でもめちゃくちゃ密度は濃かったな、と思いますけどね。
そこから流れは仕事の話へ。
A先生いわく、社労士業界はとにかくしんどい。歯を食いしばってでもやらなきゃいけない仕事だと。うんうん、そうですよねと聞いていたら、急に矛先がBさんに向きました。
「お前がちゃんと部下にやらせなきゃダメだろ」
え、なんでそこでBさんが怒られるんですか(笑)。中間管理職、大変ですね。
そこから業務の情報交換タイムに。研修ってどれくらいやってます?とか、どんなツール使ってるんですか?とか、そのあたりの話をひとしきり。
前職に在籍してた頃は、何か困ったことがあるとよくBさんに連絡してました。顧問先としてお世話になってたわけですが、当時から気さくに教えてくれてたのがBさんのいいところでした。
ただ、外国人雇用まわりの話になった瞬間だけ、立場が逆転しました。前職では登録支援機関さんに直接いろいろ聞いてたので、このあたりはわたしのほうが詳しかったみたいで。
「後輩だと思ってたのに、私よりよく知ってるじゃないですか」
とBさんに驚かれ、A先生がフォローするように
「それぞれ得意分野があるんだから、しょうがないんじゃないの」
得意分野、というと聞こえはいいですが、単に前職でその手続きに振り回されてただけなんですけどね。
そのあとは、わたしが入社するよりも前――前職の歴史の話になりました。A先生の事務所が前職と顧問契約を結んだのは、わたしの入社よりずっと前のことだそうで、当時の話をいろいろ聞かせてもらいました。
自分がいた1年半なんて、その歴史からするとほんの一部でしかないんだなと、あらためて実感した瞬間でした。
そのとき、A先生がぽつりとこんな話をしてくれました。
「長く付き合ってると、昔からいた人がだんだんいなくなっていくんだよね。そういう会社の歴史って、実は社労士事務所側の人間しか知らなかったりするんだよ。今いる従業員より、こっちのほうが詳しいなんてこともある」
顧問先というのは、こちらが思ってる以上に長いスパンで会社を見ている存在なんだなと。入社も退職も、契約更新も組織変更も、ずっと外側から見続けてる。そう考えると、なんだか不思議な立ち位置だなと素直に感心してしまいました。
わたしにとっての1年半は、A先生にとっては数ある付き合いの中のワンシーンでしかない。でもその短い間のことも、ちゃんと覚えていてくれてるんだなと思うと、なんだかありがたい話です。
そんなしみじみした話をしたあと、お店を出る直前になって、A先生からこんな一言が飛んできました。
「3年くらい経験積んでから、うちに来なよ」
条件次第ですね(笑)
「それは君の能力次第だよ」
しっかり実績積んでおきます。
しみじみした空気から一転、最後は軽いノリで解散になりました。こういう緩急があるから、飲みの席って楽しいんですよね。
前職を離れても気にかけてもらえるのは素直にありがたいですし、またこうやって飲みに行ける関係が続けばいいなと思った夜でした。
というお話でした。